クルーボについてよくあるご質問
対応機材について
1.対応ロボット
クルーボは現状では、以下のメーカーのロボットアームに対応しています。
・三菱電機 MELFAシリーズ
・安川電機 MOTOMANシリーズ
・デンソーウェーブ VSシリーズ
・川崎重工 RSシリーズ
・UniversalRobots UR eシリーズ
・EPSON Cシリーズ
ご注意事項:ロボットの仕様によって対応可否が異なります。一度弊社セールスチームまでお問い合わせください。
協働ロボットでの使用実績はありますか?
上記対応以外のロボットでは使えますか?
2.対応カメラ
クルーボは以下のカメラに対応しています。
・USBカメラ
・GigEカメラ
・Intel Realsenseシリーズ
カメラの選定を相談できますか?
USBカメラとはどのようなものですか?
GigEカメラとはどのようなものですか?
産業用カメラ以外も使用できますか?
ベースキット、カスタムユニットについて
クルーボは、ベースキットに、カスタムユニットを追加することで、機能を拡大させることができます。
1.ベースキット
ベースキットは、クルーボの基本ソフトウェアパッケージです。
納品時には、ビジュアルフィードバック制御を行うための制御PCが同梱します。制御PCはロボット通信や画像認識を高速に行うためのもので、クルーボ基本ソフトウェアがインストール済みで納品いたします。制御PCは約12cm角の小型PCであり、制御盤内に設置して使用できる産業用コンピュータです。Intel core i5以上のCPU、16GB以上のメモリを備えます。また、動作電源は制御盤内のサプライに合わせて、24Vで駆動します。
制御PCの機能について教えてください
2.ハンドアイユニット
クルーボの機能を拡充するカスタムユニットです。
ロボットアームの手先部分にカメラを搭載する構成を「ハンドアイ」といいます。クルーボでハンドアイシステムを構築してビジュアルフィードバック制御を行うためのユニットです。
ハンドアイのメリットを教えてください
3.専用入出力ユニット
クルーボの機能を拡充するカスタムユニットです。
クルーボで、積層信号灯やスイッチ、電磁弁や在荷センサなどの産業用デバイスを制御するためのユニットです。
クルーボ制御PCにイーサネットケーブルで接続して使用する入出力デバイス(ハードウェア)が付属します。入出力デバイスのIOポートに各種デバイスを接続していただくことができます。
ポート数などの仕様について教えてください
クルーボ制御PCと専用入出力デバイスはなぜ分かれているのですか?
4.デプスセンサユニット
クルーボの機能を拡充するカスタムユニットです。
クルーボでIntel Realsenseシリーズをご使用いただくためのユニットです。Intel Realsenseシリーズは深度計測が可能なステレオビジョンタイプの深度カメラです。通常の2D画像の撮像に加え、3次元点群の取得、3次元距離計測を行うことができます。
デプスセンサユニットでは、クルーボ制御PCに専用のデバイスドライバがインストールされ、複数のサンプルプログラムが同梱されます。一般に難しいとされる3次元画像処理をキャリブレーションの負担なくご活用いただけます。
5.高速スムーズモーションユニット
クルーボの機能を拡充するカスタムユニットです。
クルーボで、細かいパラメータを調整しなくてもロボットのスピードを上げられるユニットです。クルーボがロボットの関節角速度を適切に制御することで、スムーズな運動を生成することができます。
ロボットアームの旋回動作によるガタツキを抑え、アンカー固定ができない台車タイプのロボットシステムや、AGVなどの移動型ロボットシステムでご活用いただけます。
クルーボの活用について
1.クルーボでスピーディなシステムインテグレーションを実現
クルーボは、キャリブレーションの負担のないロボットシステムインテグレーションを実現できます。環境の校正誤差によらない、ビジュアルフィードバック制御なら、従来実現が難しいとされていた自動化案件をスピーディに解決できます。
サンプルプログラムはありますか?
画像認識プログラムの開発を依頼できますか?
普通のティーチングプレイバックはできますか?
2.オープンで自由なクルーボは研究プロジェクトにも最適
クルーボは、ロボットアームやカメラ、産業用デバイスとの通信と制御をかんたんに実装することができます。生産技術研究や新規事業開発などで、素早く自由にロボットシステムを構築したい場合にも、クルーボをご活用いただけます。
クルーボではどのようにロボットを制御しますか?
クルーボではどのような言語を使用しますか?
制御PCはどのようなものですか?
3.便利な機能を組み合わせてロボットSIを学べるクルーボ
今後の自動化プロジェクトではカメラを利用したロボットの制御技術であるビジュアルフィードバック制御が主流になってきます。クルーボでは、PCベースのロボット制御を丁寧に学ぶことができます。若手育成や属人化システムからの脱却など、プログラミングシフトが進んでいくなかで、ロボットプログラミング学習でもクルーボをご活用ください。