学術研究への貢献

チトセロボティクスは、学術・研究分野への貢献にも積極的に取り組んでいます。
次世代の技術革新と人材育成を支援し、ロボティクスの最前線で活躍する研究者や教育機関とともに、
社会と産業の未来を共に切り拓くパートナーを目指しています。

概要

アカデミック向けのロボットシステムパッケージの提供をはじめ、大学・研究機関との共同開発、学会での技術発表、研究者向けの技術解説など、幅広い活動を展開しています。

アカデミックパッケージのご紹介

従来の技術では実現困難であった問題を「クルーボ」で解決できます。この新技術の利用拡大によって、様々な問題を解決して社会貢献できると考えます。

この技術を一般に広めるために、大学などの学術研究機関に「クルーボ」の大幅なディスカウント販売をいたします。

以下の3つのソフトをセットとして、30万円(税抜)で販売いたします。

  • 「クルーボ」ベースキット
  • 「クルーボ」カスタムユニット:ハンドアイユニット
  • 「クルーボ」カスタムユニット:高速スムーズモーションユニット

学校教育法で定められた「高等学校」「中等教育学校」「特別支援学校」「大学(短期大/大学院を含む)」「高等専門学校」「専修学校」「専門学校」「外国人学校(インターナショナルスクール)」などの学校、及び学校法人に属する学生、及び教職員

※チトセロボティクスからの直販のみ対象となります。
※購入に際しては、この技術を一般に広める目的のため、クルーボ利用者情報や、利用目的・学術研究の概要に関する情報や写真をチトセロボティクスHP上や広告宣伝等で公開することが条件となります。詳しくはお問い合わせください。

大学との共同開発

クルーボの医療応用(大阪大学西川研究室との共同研究)

ステレオ内視鏡を用いた腹腔鏡手術器具の三次元位置決めに成功

腹腔鏡手術を想定して実際に医療現場で使用されているステレオ内視鏡をクルーボに接続し、模擬手術器具を把持した産業用ロボットに挿入孔を通して器具先端を目標位置へ三次元的に位置決めさせるシステム構築に成功しました。
ステレオ内視鏡のカメラパラメータは一切未校正、手先と模擬手術器具の接続部にはやわらかく変形する部材が含まれておりその先端位置も不正確ですが、実用的な精度での手術器具の三次元位置決めに成功しています。
詳細は日本機械学会ロボティクス・メカトロニクス講演会2024で発表予定です。

ロボティクス・メカトロニクス講演会詳細
https://robomech.org/2024/