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高度なロボット制御を楽に実装可能!工場設備とロボットが通信できる「PLCキット」を販売開始。ロボットシステムインテグレータ待望の機能を40万円から。

2022.08.02 | ニュース・リリース

株式会社チトセロボティクス(本社:東京都文京区、代表取締役社長:西田亮介)は、ロボットプログラミングソフトウェア『crewbo studio』のオプションとして「PLCキット」を8月2日(本日)より販売開始いたします。『crewbo studio』と「PLCキット」を組み合わせることで、工場設備やユーザーインタフェースと10ミリ秒サイクルの高速通信が可能になります。

左:crewbo studio 搭載の制御コンピュータ、右:PLCキットでご提供するPLCユニット

『crewbo studio』はだれでも簡単に、カメラを使った高精度なロボット制御ができるプログラミングソフトウェアです。『crewbo studio』のオプションの1つとして「PLCキット」を8月2日(本日)より発売いたします。これにより、既存の工場設備や信号灯、在荷センサやユーザー操作ボタンなどのデジタル入出力機器との直接通信が可能になります。

工場ラインや自動化システムの多くは、PLCを主軸としたシーケンス制御によって構築されており、ロボットシステムインテグレータの方や、既存設備の改修などではPLCが好まれます。一方で画像認識やロボット制御などの高度な処理を行うことが難しいというデメリットがあります。

ロボットをキャリブレーション不要で超高精度に制御できる『crewbo studio』と、今回発売する「PLCキット」を組み合わせることで、高度な画像認識や高速なロボット運動制御を制御コンピュータが行い、センサー信号処理や既存設備の制御をPLCが実行することができます。

「PLCキット」は、ロボットを扱う現場の方々の「高度なロボット制御を楽に実装したい」「従来のシーケンス制御も使いたい」というニーズに対応した、ロボットと既存設備が高速に通信する機能を簡単に開発できる「ロボット活用の幅をもっと広げるcrewbo studio のアドオンソフトウェア」です。

【商品概要】

crewbo studioについて
キャリブレーション不要で、0.02mmの超高精度制御ができるロボットプログラミングソフトウェア
crewbo studioはだれでも簡単に、カメラを使った高精度なロボット制御ができるプログラミングソフトウェアです。チトセロボティクスが発明した「キャリブレーション不要で、0.02mmの超高精度制御を実現するロボット技術」を買い切りでお使いいただけます。高度な画像認識と高速なロボット軌道制御が可能なコンピュータも付属し、必要なソフトウェアをすべてインストール済みでご提供いたしますので、すぐにお使いいただけます。

商品名:crewbo studio
内容物:制御用コンピュータ一式、ソフトウェア一式、サンプルハンド
価 格:90万円+消費税
URL:https://studio.crewbo.io/

PLCキットについて
制御コンピュータと既存設備を10ミリ秒サイクルでつなぐアドオンソフトウェア

付属PLCのデジタル入出力端子台から既存の設備インタフェースや、積層信号灯、操作スイッチなどのユーザーインタフェース、在荷センサや測距センサなどのセンサ信号、電磁弁やサーボなどの出力デバイスを接続することで、制御コンピュータからこれらのデバイスを制御することができます。制御周期10ミリ秒の高速な通信を実現し、現場生産性の向上にお役立ちします。

商品名:PLCキット
内容物:PLC一式、ソフトウェア一式
価 格:40万円+消費税

PLCキットと各種機器との接続例

【ご購入方法】

以下URLの専用サイトよりお問い合わせください。弊社セールス担当者からご購入についてご案内いたします。ロボットをより効率よく、簡単に、高精度に制御するために、crewbo studioとアドオンソフトウェアについて詳細なご説明を差し上げます。

URL:https://studio.crewbo.io/